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レジデントVISAの有効期限(?)
- #1
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- kerikeriboi
- 2008/04/28 19:10
はじめまして。レジデントビザについて質問です。
私はレジデントビザ保持者ですが現在イギリスに住んでおらず毎年1回くらいはイギリスに行き2,3、ヶ月過ごしてまた離れると言うパターンでした。しかし、先日、パスポートが切れたので永住権を新しいパスポートに張り替えてもらおうと思い現地の英国大使館に出向いたところ、永住権のトランスファーではなく、リターニングレジデンシーVISAになっていました。しかも一年しか有効じゃないVISAです。(お金もバッチリ高額とられました。。。)この場合、どうなるのでしょうか。一応夏にまたこのビザでイギリスに行く予定なのですが、このリターニングレジデンシービザを元のレジデントヴィザに帰ることは可能でしょうか?ややこしくなってしまい申し訳ありませんがビザについて詳しくご存知の方、アドバイス頂けると幸いです。よろしくお願いいたします。
- #2
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returning residentというのは、Indefinite Leave to Remain(ILR=永住権)のような滞在許可の種類ではなく、entry clearanceという入国許可の一種です。
入国許可というぐらいですから、入国するための理由と言うか、入国時の肩書きとでも言うか、そういったものを示すものです。
さて、Returning Residentという肩書きで入国するとどうなるか説明しますと。
まずその新しいパスポートを入国審査官に見せる。するとその人は「ふむふむ、あなたはReturning Residentという立場で今日いらっしゃったわけですか。ではあなたは今もresidencyを持っているわけですね。で、外国に住んでいたか何かでイギリスをしばらく離れていたわけですね。それで今日戻ってきたわけですかね。なるほど。」となりまして、「はいはい、では永住権保持者の○○さん、本日はwelcome back。今日からあなたは再び、英国在住者になりました」となって国に入るわけです。
つまりreturning residentとして入国した瞬間に、kerikeriboiさんはresidentに戻るわけです。
この間、一度もkerikeriboiさんのレジデンシーステータスに変化はありません。今現在も入国後も、レジデンシーを持っている人間として扱われ(て)ます。
結局returning residentというのは、英国を離れていた永住権保持者が英国に戻るときの、いわば”通り名”みたいなもんです。
広い意味では、今までも毎年一回戻っていたとき、毎回returning residentだったわけです。
今回は、たまたまその事実が、パスポートにどでかく明記されただけのことですね。
有効期限があるので、その期限までに一度RRとして入国を済ませておけば、今回のことで永住権を失うことはありません。
以上のことを踏まえて、最後の質問部分ですが。。。
リターニングレジデンシーの入国許可証は、それで入国した瞬間に、レジデントヴィザと同等の効果を持つわけですから、変える必要はありません。
ただし、見栄えなどの問題でどうしてもこのRRの張り紙を無くしたいと言う場合は、次にパスポートを更新するときに(または更新したあとに)英国内でVISAステータスのトランスファーを行えば、ただの永住権表記に戻ると思います。
- #3
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通りすがりのものですが、私も同じような境遇で「returning resident」となり、イギリスへ入国することに・・・。K3号さんのご説明ものすごくわかりやすく、もやもやが一気に取れました。。ありがとうございます。
- #4
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はじめまして。
kerikeriboiさんと似た感じの質問なのですが、
私もイギリスの永住権を持っていて、今年2月で満期だったのですが、昨年10月、と今年2月に1週間程度戻りました。これでも一応永住権は保持されている状態だと思いますが(でしょうか?)、滞在期間が短かかったことが気になっています。最近入国審査も厳しくなっ、入国審査で永住権を没収されるケースもあるとか。来年早々にまたイギリスに住むために戻ろうと思うのですが不安です。確認できる方法はありますか?それとも永住権を保持している今の状態であれば問題なく入国できますか?
- #5
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naktakさんが2月に入国したときに何事も無かったなら、今も永住権を持っていると思って間違いないでしょう。没収するときは、永住の意思が無いと判断したこと・その上で没収することを審査官から告げられますし、さらにその上で入国を許可されたのであれば何らかの別の入国スタンプ(ステータス)を与えられてるはずですから、知らず知らずのうちに奪われていたなんてことはないでしょう。(例えば日本国籍ならvisitorのスタンプはその場で貰えるので、visitorのスタンプを押され、その時点で永住権が取り消されたことになる。また必然的にその回はvisitorとしての入国になる)
naktakさんが来年早々確実に入国できるかどうかを、今予め確認する方法はわかりませんし、問題ないと言い切りたいですが、こういうものはケースバイケースなのでどうしても言い切れない。ただ個人的には問題ないだろうと思います。
とりあえず知ってる範囲の情報を書いてみたいと思います。4〜2年前ぐらいに調べた情報なので少々古いかもしれませんが・・・
もし入国審査が運の悪い方向へ進み、永住権取り消しを考える必要があると審査官が考えた場合でも、滞在期間だけでは判断されないのは確かです。その人の将来的な永住の意思の有無に始まり、イギリスとの繋がりや、その人物にとって英国の意味、国外でどういった活動をしているのか(なぜ英国を離れているのか)、その活動は永久的なものか一時的なものか、など様々な要因も含めて考慮しなければならないことになっています。
visaに関するBBSを覗いたりもしましたが、同様の疑問を持ってる人は何人かいました。その中には正当な永住希望者もいれば、永住するつもりは無いけど保持していると何かとお得だからという意味で気になってる人もいました。
その中で一つvisaの専門家からの答えとして覚えているものは、「永住権を利便性のためだけに維持したくて入国しにきたと判断できる場合、入国審査官は永住権を剥奪する権利を持っている」というもの。
これを逆手に取れば、奪われないためには「自分は10日しか滞在しないただの観光者に見えるだろうけど。そうじゃないよ」「便利だからという理由だけで永住権を引き伸ばしたいんじゃないよ」と主張することが大事になるわけですよね。なので仮に入国審査で大きく疑われて最悪の事態が起きそうな場合でも、将来的に永住する意思が確固としてあることや、永住する客観的な理由や必要性や権利があること(例:物件を持っている/家族・親族が住んでいる/配偶者が英国人だ/イギリスの方が自分の肌に合う/大量の税金を納めてきたし、年金をもらう権利がある/海外で暮す理由は○○だが、それは一時的な活動に過ぎない/今はどうしても戻れないけどいつか絶対/etc..)をその場で示せば、剥奪される確率はほとんど無いと言えると思います。
やはりポイントは永住権というものが与える様々な特権が本当にその人に必要かどうかと言えるかでしょう。無期限に住める権利や自由に労働できる権利などが、その人物に必要ない(没収してもその人の人生に差し支えない)と向こうに思われてしまえば、そこで没収されます。特権が必要なくなった人間に特権を与え続けておくのは避けたいですからね。使われる可能性は無くても、見知らぬ人に自宅の鍵を配り歩くのは少々気持ち悪い。
また、naktakさんの次回の入国が短期滞在でなく永住再開であるなら、それを上手く証明できれば心強いですよね。状況はわかりかねますが、例えば英国外で働いていたのであれば、その仕事を完了した証拠が何かしら出せるかもしれないし、海外派遣から戻って来いという企業からのレターがあるかもしれない。学業を終了したのなら卒業証明が用意できるかもしれないし、逆に英国内で勉強をするなら学校のレターが用意できるかもしれない。何かしらそういう永住再開の証明が用意できると、今からでも幾分不安が和らぐかと思います。
もう一つは、英国大使館に出向いて質問する手があるかもしれません。「来年私は永住しに戻りますが、何かエントリークリアランスが必要でしょうか」と聞いてみて、必要なら取ればいいし、必要ないといわれたら、おそらく無難に入国できるのだろうという心理的な保証になるかも。
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